公務員を目指すに至った学生の思考回路
2025.4.24
地方国立大学では公務員(特に地方公務員)を目指す文系学生も多いですが、なぜ「公務員を目指そう」と思うようになるのか、その思考の経路を数名の学生たちに挙げてもらったところ、こんな風になりました。
今回は限られた時間でしたが、各々の「~~したい」の前に、何故そう考えるようになるのだろうか?と矢印の前を問うていくと、まだまだ深掘りができそうです。
論文が公開されました
2025.4.17
「新潟大学高等教育研究」に掲載された論文がアクセス可能になりました。
●高澤 陽二郎・松井 賢二(2025)「学生エンゲージメントfor LB と正課での学習経験との関係の検討」新潟大学高等教育研究 第12巻, 9-16ページ(詳しくは当サイトの「研究紹介」にて)
これは博士論文の一部になった内容ですが、授業での学びと課外での活動の「架橋」を学生に促す思考・行動(学生エンゲージメントfor LBと命名)に関する研究です。
大学1・2年生へのアンケート調査を基に、学生エンゲージメントfor LBが大学の学生支援環境や授業での学習経験とどう関係するのかを検討しました。
ご関心のある方はどうぞ。
新潟市東区 食堂Bond...にて
2025.4.11
演習授業で関わって4年目となる新潟市東区。
鉄工・木工・印刷などの分野を中心とした20社ほどの中小企業、自治体(東区地域課)、大学生が協力してモノづくりの魅力や楽しさを発信する「東区オープンファクトリー」の企画運営に参画しています。
今日は、開催当初から同イベントに深く関わり、盛り立ててきた吉川鉄工所さんが運営する食堂Bond…へ。「みんなの社員食堂」の名前の通り、いつ訪れても、お昼時には多くのお客さんで賑わっています。
2年前、授業で同社の企画サポートに関わった学生が、昨年に続き、今年も「東区オープンファクトリーのスタッフとして関わりたい!」と自ら申し出てきてくれました。4年生で、もはや単位は必要ないのですが、その熱意はとても嬉しいものです。
授業としての関わりは終わっても、そこで出会った地域の方々と繋がり、関わり続けていくことは、学生にとっても予想し得ない経験であり、大学生活で得た財産でしょう。
今年の「東区オープンファクトリー」は10/24(金)・25(土)の2日間で開催予定です!
「大学生の言葉」Instagramアカウント開設
2025.4.9
本サイトで公開している『大学生の「言葉」』を取り上げて発信するInstagramアカウントを開設しました。
大学生の「言葉」(@collegestudents_days) • Instagram写真と動画
「言葉」は、大学生が感じた大学生活の一部分を取り上げた些細なものですが、そこで語られた言葉/込められた意味の1つ1つは、大学生自身が自分のことを振り返ったり、大学生以外の方が今どきの"大学生" "大学生活"について知ろうとする際に、おおいに手掛かりになるものだと思います。
これは、”大学生の学びと成長”を研究テーマとする大学教員が試みる情報発信の一環ですが、ご関心のある方はぜひフォロー下さい。
今を生きる大学生の日常と、そこにある豊かな意味が、多くの人に届くことを願って。
新学期/自分のプロジェクトが授業になる!?
2025.4.4
自分の関心ごと/これまで取り組んできた課題解決活動が授業になる!…現在、新潟大学ではそんな演習科目を開講しています。
このWEBサイトの授業紹介「学生が生み出すプロジェクト」でも掲載していますが、通称「事前申請型・社会開放演習」では、大学外を主なフィールドとして学生自身が取り組みたい課題解決活動を授業化し、その実現を支援します。
プロジェクトの「はじめかた」は3つ。
●1.自分1人で始める
●2.仲間を募ってグループでやってみる
●3.「始めようとしている誰か」の仲間に加わる
説明会を開催していますので、関心ある新大生の皆さんはぜひ!
卒業
2025.3.25
昨日は「卒業」Day。
午前中は長男の小学校の卒業式。
午後は(式には出てませんが)新潟大学の卒業式がありました。
ここ5年ほど、大学院生としても研究を進めていましたが、この度、現代社会文化研究科博士後期課程を修了し、無事に博士の学位を取得しました!
この時期、よくTVでも「卒業ソング」特集をやっていますが、私が思い出す卒業ソングは、海援隊の「スタートライン」です。
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今 私達に大切なものは
恋や夢を語りあう事じゃなく
一人ぼっちになる為のスタートライン
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異分野の研究者での佐渡訪問
2025.3.17
新潟大学内の他の研究者の方々と、2日間で佐渡を訪問してきました。
異分野連携/U-goプログラム により繋がった他学部の教員の皆さんの専門分野は様々(都市計画、芸術、環境哲学など)ですが、そうしたメンバーとのディスカッションはおおいに刺激になります。
本メンバーでは、分野融合による地域課題解決への寄与を目指していきますが、私も「ローカルイノベーション・プログラムin佐渡」に参加した学生へのインタビュー調査を事前に行いました。
特にこれからの時代、学生1人1人の学び/キャリア選択のストーリーと各々の地域が描くストーリーはどのような交わりを見せるのでしょうか。インタビューで得られた知見は今後、研究成果としてまとめる予定です。
WEBサイトを開設しました!
2025.3.10
新潟大学の教員である私・高澤陽二郎の授業/研究/その他の取組を紹介するWEBサイトを開設しました。
www.flags-takasawa.net
これから随時、内容を更新していきます。