<概要>

「大学生活」と呼ばれる数年間の時間の中で、学生は多くのことを学び、経験することができます。上の図に示した通り、多くの学生が、キャンパスの内外で、自分で選択した(成りゆきで関わった)様々な活動に時間とエネルギーを注いでいます。1つの学び・活動にじっくり専念する人もいれば、興味あるもの全てに同時並行で取組もうとする人もいるでしょう。

 

本授業では、現在の大学生を取り巻く避けられない社会の変化を念頭に置きつつ、大きな可能性に満ちた「大学生活の使い方」を考えます。1人1人の学生にとって、自分自身が実践している学び・行動を意味づける/新たなことにチャレンジするきっかけを提供することが主なねらいです。

 

昨今、さまざまな要因があいまって、大学の内外から学生に対して「●●に参加しませんか」という募集や案内が星の数ほど存在します。そのような中、誰かの言うことに従って、ただ「これを学べばいい」「あれに参加するべきだ」ではなく、自分自身がどんな視点や習慣をもつことで、数年間の大学生活を存分に活かすことができるのか?本授業では、多様な職業人や受講生相互の視点も手掛かりに、受講生それぞれに自分ごととして考えてもらいます

 

<授業形態>

教員からの講義、社会人ゲストスピーカーと教員との対話、個人ワーク、受講生間でのグループワーク

 

<各週で扱う主なテーマ>

●他者と共にある成長

●社会と関わり合って学び方をアップデートする

●普段の学習の中にある考え方・習慣

●場面を越えて発揮される力/異なる分野の学びの統合

●自分の学び・経験を自分でデザインする

●将来の見通し・キャリアと大学生活

 

<授業スライドの一部>